八王子で税理士事務所を開業している叔母の事業承継にあたり、
最近、八王子方面へ向かうことが増えました。
これまで、あまり足を踏み入れる機会がなかったエリアですが、今後は少し増えそうです。
まだ八王子初心者のため、不慣れではありますが、何かとアンテナが立つようになりました。
人口約58万人の都市八王子で、特に注目を集めているのが、八王子市高尾町です。
なかでも高尾山は、ミシュラン三ツ星認定されています。
山で三ツ星がついたのは、富士山と高尾山だけです。
そして最近、高尾駅前の大規模マンション(ダイワハウス)即日完売がニュースになりました。
なぜ、今、高尾のマンションが人気を集めているのか?WBSでも取り上げられました。
国交省調べで、都内でマンションを買う平均年齢は、43.3歳。
そして、40~44歳の平均年収は、前年比1.6%upの677万円。
23区内のマンション平均価格は前年比12.3%upの6,732万円。
23区内でマンションを買う場合、平均年収の9.9倍の価格です。
いっぽう、23区外のマンション平均価格は前年比▲3.4%downの4,564万円。
23区外でマンションを買う場合、平均年収の6.7倍の価格です。
しかも、広さが異なります。
23区内の一戸当たりの平均の広さは、68.2平米。
23区外の一戸当たりの平均の広さは、73.5平米。
5.3平米の開きがあります。価格が安く、そして広い。
高尾駅には、JR線と京王線の2路線があります。
東京方面へはJR線高尾駅の半数が始発で、京王線高尾駅は始発から2駅目です。
プラス自然が多く、子育て等の環境にもマッチしているそうです。
さらには、珍しい寺社風建築の高尾駅は、2017年度から駅舎の橋上化等で
駅周辺の整備を総事業費予算114億円規模で進め、2022年の完成を目指しています。
加えて、現状の住宅ローンの超低金利、2017年4月から予定されている消費税10%の増税から
「今が買い時」と動いている人は多いとのこと。
マイナス金利の影響による運用難から、大手保険会社は、貯蓄性の高い
一時払い終身や一時払い個人年金の販売停止や、利率の引下げを始めました。
また、Airbnbは東京だけでも1,000件以上登録されていると聞きます。
少なからず、不動産への資金流入は、益々増えてくる展開が予想されます。
買い時なのか?それとも(ミニ)バブルなのか?
判断がわかれるところです。